9/11 関東東北を襲った 台風の影響で鬼怒川が氾濫 神奈川教区災救隊も一次隊として出動しました。
台風18号による水害被害に対して、15日本部災救隊より神奈川教区災救隊に正式に出動要請がありました。
16日8時 教区及び濱市分教会に集合した21名の隊員は、茨城県常総市の救援に向いました。
11時半に宿営地の大砂田園都市センターに到着。この宿営地は3年前の6月、竜巻被害の時にお世話になった場所で、いまだにその当時写真や天理時報が掲示されていて、懐かしく拝見すると共に、このように長きにわたって感謝されていることを知り、これからの救援活動に際して身の引き締まる思いを致しました。
第1次隊として、本部隊を始め茨城、東京、福島、新潟で約90名参加。市の山口教育委員長からの要請で市内の小中学校及び幼稚園の復旧作業になりました。教育長の思いは、「被災した子ども達に生活リズムを取り戻してもらうためにもシルバーウイーク前に学校に登校してもらいたい」ということで、当初東京と神奈川のみだったが、福島、新潟も加わり増員して対応させていただきました。宿営地が手狭なため、東京教区は日帰りの作業となりました。
神奈川教区はまず、常総市北部の市立玉小学校を担当。災害時教室の中に約1mほど浸水。1階の全ての物品を運び出し、汚泥の掻き出し、清掃、消毒の作業をしました。小学校はほぼ2日で作業完了。玉小学校の島田校長先生より「見違えるようにきれいになって大変感謝してます」とお礼の言葉をいただきました。
18日より二班に分かれて、小学校全体の消毒と、隣の玉幼稚園の作業も開始。やはり教室の物品は全て、園庭の遊具も含めて粗大ごみとして搬出しました。粗大ごみ置き場へ搬出しました。小学校も同様でしたが、下水も含んだ汚泥が校庭一面10㎝ほど堆積していて、重機で表面を削り取り、ダンプカーで汚泥処理場へ運搬作業など行いました。期間中ほとんど雨模様ですが、みんな泥だらけでの作業でしたが、けがもなく勇んでつとめさせていただきました。
途中参加の隊員も含めて総員26名でつとめさせていただき、本部からの要請25名を確保できましたのも、災救隊員のみならず、教区管内の先生方のお力添えの賜です。まことにありがとうございました。