立教百八十八年の新春を迎え
   謹んでお慶び申し上げます。
 旧年中は教区活動の上に管内の皆様のお力添えをいただき、各部各会の活動も一段と活発になり、予定通り全ての行事を行うことができました。それぞれが一生懸命に会活動を推し進めていただき、誠に有難うございました。
 いよいよ、本年は教祖百四十年祭へ向かう三年千日も仕上げの年に入ります。この年祭活動中に、たすけ委員会より各支部にて「ようぼく一斉活動日」を開催しておりますが、残すところ2回開催となりました。それぞれの持ち場立場から、たすけ一条の道を日々通っておられることと思いますが、この「ようぼく一斉活動日」に前回よりも一人でも多くの教友と共に集えるよう、繰り返しのお声掛けにご尽力下さいます様お願いいたします。
 ようぼくが求めて「動く」ことによって、教祖もお働き下さり、大きな喜びへと導いて下さるのが三年千日の「旬」の働きと思案いたします。支部内の教会が共々に年祭当日を晴れやかな気持ちで迎える事ができるよう、お互いに助け合い励まし合って務めて参りましょう。
 また、3年掛けて進めてまいりました支部の再編成について相談を重ねた結果、10箇所の支部が2支部ずつ合併し、新年度4月より16支部から11支部となり活動を開始致します。合併される支部内の皆様には色々とご苦心をお掛けすると思いますが、より良い支部活動になります様、お力添えの程、宜しくお願いいたします。
 お言葉に、「人間というは、一代と思うから頼り無い。理は末代の理。これをよう聞き分けて、しっかり治めてくれ。尽くした理は、将来末代の理に受け取りてある。理消えやせん程に。理は十分の理である。これを楽しんで、一代の理に悔やしいと思うやない。これよう聞き分け。人間というは、早い者もあれば遅い者もある。どんな者もある。これを聞き分けて心に満足せい。たんのうが第一である。これを前生いんねんのさんげと言う。これを聞き分けて何も思うやない。(明治37年12月31日)」。
 今の私たちは、先人、先輩が艱難苦労の中を親神様、教祖を心に置いて御恩報じ一筋に尽くされた理の上に有ります。私たちにも先人の苦労とは違う、この時代での苦労がまたありますが、辛抱強く務めながら次代を担う世代へと、しっかりとバトンを渡せるよう励ませていただきましょう!
 最後になりますが今期もあと3ヶ月となりました。残りの任期を気を引き締めて務めて参りたいと存じます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。