去る1月19日、教務支庁にて、青年会・女子青年おつとめまなび総会を開催させて頂きました。総勢61名(男子44名、女子17名)の、大勢の方のご参加を頂き、明るく陽気に勇んで、おつとめまなびをさせて頂きました。

式典では青年会長様の御告示を、青年会本部白木原一始委員の代読により、頂戴いたしました。

その中で、今後の青年会のビジョンは、「十年後、世界の至る所で、その国や地域の社会問題の解決に力を注ぎ、そこで動くあらきとうりよう一人ひとりが、教祖の教えを伝え、人の心をたすけている」というもので、このビジョン達成に向けての基本方針を「世界たすけへの挑戦」と定め、活動を進めている。世界たすけとは、夫婦や家族、教会、職場、地域、日本、海外、これらの世界の中で、悩み苦しんでいる人たちに教祖の教えを伝え、その人達たちの心をたすけていくということ。そして、皆様に伝えたいこととして、「経験も徳分である」、「おたすけ、にをいがけ」、「挑戦」、という三つのポイントのお話がございました。

続いて、白木原一始委員より、お話を頂きました。その中で、「世界たすけへの挑戦」という基本方針のもと、日頃されている活動として、聞き屋、炊き出し、被災地支援、お話会、子ども食堂、ハロウィンハートクリーン、国民祭典の支援と、おたすけ、ひのきしん活動のご紹介がごございました。

そして、目の前の方のおたすけをされているお話がございました。ある八十歳台の入院されている方の話で、その方の親である信仰初代の方が「お前ほど徳のない人はいない」、「徳を積みなさい」と教会の先生に言われ、以来それを聞いておたすけに通られた結果、現在では病室で大勢の子供、孫に囲まれるまでになった。それを見て、「徳しか感じられない。徳にあふれている。お道のおたすけはすごいな。」と思われたという、お話でした。

また、経験も徳分という事の話がございました。ある女性の話で、結婚し嫁ぎ先の家族と合わず、うつ病になられた。「ひとをたすけて、わがみたすかる」、というたすかりを頂いてもらいたいと、最近はツイッターなどを使って寝ながらでもお助けができると、お父さんの進めで、ツイッターを始められた。「死にたい、苦しい」と。しかし、最後に「こんなに苦しい人が、私の外にもいるなら、私はその人の心に寄り添いたい。」と綴られた。毎日するうちに、応援してくれる人が大勢できた。そして、その方々の多くが、子供や家族がうつ病や、引きこもりという方で、子供にどう接していいか、相談されるようになり、おたすけをされるようになった。そして、そのおたすけの話をするときは、本当にいい顔になられた。うつ病になってよかったとおっしゃった。というお話でした。

続いて、青年会委員長挨拶、青年会新委員長挨拶、女子青年委員長挨拶をさせて頂きました。

式典後直会を行い、色々なゲーム、クイズと大いに盛り上がり、最後は万歳三唱でしめさせて頂きました。

ご参加頂いた皆様、開催に当たりご協力頂いた皆様、誠に有難うございました。

この度、今総会を持ちまして、教区青年会委員長を交代させて頂く事となりました。親神様、教祖の御守護のおかげ、そして、皆様のご協力のおかげで、無事にお連れ通り頂けました。三年間、誠に有難うございました。新委員長は、今季副委員長をお勤め頂いていた、大洞俊亮さんです。これからも、新委員長をはじめ、青年会をどうぞよろしくお願い致します。

一瀬 俊典