
令和7年10月21日、神奈川県戦没者慰霊堂において、神奈川県宗教連盟主催によ
る「終戦80年慰霊祭」が執り行われ、奉仕者24名、参列者42名、合わせて66名が参
集し、第二次世界大戦で命を落とした人々の御霊に深い哀悼と感謝の念を捧げた。

祭儀は、神道、天理教、金光教、仏教、孝道教団、新宗連、キリスト教の順に、
それぞれの宗旨に則って執り行われ、奉仕中は楽人による奏楽が響き渡り、荘厳な
雰囲気を添えた。

続いて各教団代表による献花には、天理教代表として神奈川教区長仲野芳次氏が真心を
込めて花を手向けた。

式の後半には、神奈川県宗教連盟一瀨馨理事長から「来年発足80年を迎える当連
盟が、終戦80年の年に意義ある慰霊祭を執り行わせていただけたことは、望外の喜
びであります。

今後も相互理解と社会貢献を目指し、年限に相応しい活動にいそしんでまいります」と
挨拶があり、戦後80年を迎えた節目に、平和の尊さを改めて心に刻む慰霊の式典となった。
