令和6年1月1日16時に発生した能登半島地震に対して、神奈川教区隊災救隊では本部の出動要請を受けて、2月17日から同20日の3泊4日第11次隊として石川県珠洲市上戸町の珠洲宿営地へ出動させていただきました。
隊員一同10名は2月17日午前8時、教区災害対策委員会の見送りを受けて一路珠洲市へ。夜19時、宿営地に到着後直ちに結隊式、翌日からの作業に備えてやすませていただきました。
今回の作業は大きく分けて2つ。1つは被災者が身を寄せている避難所に於ける炊き出しです。
今回はカレーと豚汁、中華丼という献立を提供させていただきました。
またもう1つの作業は、被災家屋から災害ゴミの搬出です。
家の方の要望を受けて、崩れ落ちた土壁や不要となった物をトラックに載せて処分場へ搬送させていただきました。
どちらの現場でも被災された方々と直接触れ合うことが出来ました。まさに「寄り添う」を実地に身に行うことが出来、隊員も勇んでひのきしんに当たらせていただきました。
被災地の状況は刻一刻と変化していきます。災救隊本部では今後も継続して変化するニーズに応えていく方針であると聞かせていただきました。神奈川としても2回目、3回目の出動も予想されますので、今後も気を引き締めて出動に備えたいと思います。
尚、今回の作業報告は次のとおりです。
・大谷小中学校避難所炊き出し。述べ120食。
・長橋町集会所炊き出し。述べ21食。
・旧飯田保育所避難所炊き出し。述べ260食。
・飯田小学校炊き出し。述べ90食。
・一般住宅災害ゴミ搬出。2tダンプ6台、軽トラ2台。
・一般住宅の家財片付け・清掃・家財移動。3軒。