神奈川教区災害救援ひのきしん隊は、5月12日、災救隊本部からの出動要請を受け「茨城県つくば市大砂地区竜巻災害」に、1次隊として5月14日~16日の日程で出動しました。
要請から出動までの期間が短く、出動人員の確保ができるか心配されましたが、要請通り隊員17名(うち2名生活班)が集まりました。
出発当日14日、8時に教務支庁に集合・参拝の後、マイクロバスに乗車し災害場所宿営地の「大砂田園都市センター」に向かいました。12時30分に宿営地で結隊式を行った後、早速被害場所まで歩いて移動しました。
初日は、専用の長靴をはき、田んぼに入り隊員が横一列になって田植えをしたばかりの苗を踏まないように気を付けながら竜巻によって散乱したトタンやガラス、瓦、木片などを撤去する作業でした。隊員の半数は、田んぼに入るのが初めてのため、慣れない作業でしたが、小さなガレキも残さないよう目を凝らしながら撤去させて頂きました。
翌2日目は、朝から雨が降り、カッパを着用して田んぼ内の撤去班と新たに梨園整地班に分かれての作業でした。梨園では、張り巡らされた鉄線を全て取り除き、梨の木を伐採させて頂きました。
最終日は、次の隊への引き継ぎもあり、午前中までの作業でしたが2日目同様、田んぼ内の撤去と梨園整地をさせて頂き、13時より解隊式を行った後、教務支庁に向かい宿営地を出発しました。15時30分頃、教務支庁に到着。3日間、事故もなく災救活動ができた御礼の参拝をして解散となりました。